ZEBを検討するなら専門企業へ相談を
オフィスビルや雑居ビルあるいはマンションといった、非住宅の建物を所有するオーナーさんの中には、日頃から不動産価値をもっと高めたいと考えている方もいるはずです。
建物による生産性や快適性を高めて、テナント誘致の競争で優位に立ちたい、光熱費を削減する機能を備えて、空室率の問題を解消したい、地域住民や消費者から認知されることで、事業の継続性を強めたい等、このようなニーズは決して珍しくありません。
そんなオーナーさんに知ってほしいのが、ZEBと呼ばれる建物です。
これはネット・ゼロ・エネルギー・ビルディングの略であり、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする、もしくはそれに準ずる評価を得た、環境特化型の建築物を指します。
断熱性や省エネ性能を上げると同時に、太陽光発電などによってエネルギーを創る仕組みまで取り入れている点に、このタイプの大きな特徴があると言えます。
ZEBの建築物と認められることで、様々なメリットを受けることが可能です。
例えば国や自治体の補助金が給付されたり、快適性や生産性の向上でテナント誘致で有利になる、光熱費の削減で入居率が高まる、それにともなって地域住民からの認知度もアップするなど、魅力的なメリットが沢山あります。
しかしZEBの申請には幾つもの条件を満たす必要がありますし、省エネ適判においても、工事監理や審査での厳しい基準をクリアしなければなりません。
建築物の計画段階から専門的な知識やノウハウが求められるため、この分野に精通した信頼できる専門企業を探して、まずは相談することが肝心です。